自己流の出来栄え事情
- 香苗 佐藤
- 2024年12月6日
- 読了時間: 3分
船橋市大人のピアノ教室レアリゼ佐藤香苗です。
レアリゼでは
”今の生活に一つ楽しみを増やしたい”女性のために
初心者の方も
子どもの頃に習っておられた方も、
それぞれのピアノライフを叶えるために
日々レッスンしています。
先日、体験レッスンにいらしてくださった生徒様のことを
書かせていただきます。
こちらが驚くほどに、本当にストイックにピアノに取り組まれて
いらっしゃる方でした。
本格的に再開されたのはコロナ禍の5年前とのこと
たしかに、あの頃、ステイホームがさかんに言われていましたから、
それがきっかけとなりピアノを始められた方は多数いらっしゃいますね。
お家時間で、
大好きなショパンのノクターンをたくさん弾かれていて、
体験時に聞かせてくださったのも
2曲のノクターン。

もちろん、私もノクターンは何曲も
弾いてきましたが、
一度に数曲もみている方なんて初めてでした。
だって、難易度の高い曲ばかりですよ!!
いかに、この体験者の方のレベルが高いことが
お分かりでしょうか
それを、自己流で、ずっと弾いていらっしゃって・・・
譜読みから、両手で流れに乗って弾けるようになるまで。
終始驚くばかりでしたが、
せっかくいらしてくださったのだから、
より効果的な演奏ポイントをお伝えせねば・・・
正直な話、趣味で弾かれるのであれば、
自分で弾けるようになってそれでおしまい、
もアリではあるんですよね。
でも、
それならなぜ
ピアノ教室にお問い合わせをされたのか?
おそらく、
今の演奏技術や演奏の状態に疑問をもたれていたり、
向上心があるからこそ
ですよね。
であれば、
こんなにハイレベルで弾いてくださったとしても
専門家としてのアドバイスはお伝えするべき!!!
ということで、
ノクターンを弾くにあたっての
ポイントをお伝えし、
「左手だけで弾いてみましょう!」
と促してみると、体験者の方、
『あっ、私、左手だけで、弾けてない。弾けてるつもりだけど、
全然見えてないんですね』
と大きな気づきがあったようです。
嬉しいことに、その後ご入会を決意くださいました。
しっかり練習したいです、とのこと。
ハイレベルになればなるほど、
楽譜を読み込むことに当然難易度は増します。
弾けてるようで、なにかしっくりこない、
違和感があるということは、
読み方にきっとなにか足りないことがあるんです。
それをレッスンにいらしていただいて、
専門的な目線から、お伝えしたことを
感じて弾いてくださると、
とたんに演奏の技術は上がります。
今回ご紹介させていただいた方の、今後が
とっても楽しみでなりません。
こちらでもお伝えしますね。