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一人では気が付かなかった楽譜の読み方

  • 香苗 佐藤
  • 2024年6月5日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月10日




レアリゼでは初心者の方も子どもの頃に習っておられた方も、

それぞれのピアノライフを叶えるために日々レッスンしています。


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そしてお一人お一人の楽しみ方をご提案することが、

私にとっての大人レッスンでワクワクする時間でもあります。


レッスンでの一コマのご紹介です。

今回は中級レベルの生徒さん。


今夏、外部発表会に出演予定で、

ショパンの華麗なる大円舞曲を

練習中です。



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こんなに長い曲に取り組むのは

はじめて、、、



はじめのうちは

意気込んでおられたのですが、

長い、長い!!!

ちょっぴり譜読みに苦しまれてい

る様子でした。



そこで

「まずは

同じかたちのフレーズがなんどが出てきます。

それを探してみましょう」

とお話しさせて頂きました。



『同じかたち・・・

そんな風に考えたことなかったです』

と生徒さん。



そうなんです。

こちらの生徒さんは

たくさん弾かれるのですが、

譜読みの仕方がもったいなく、



楽譜の端から

順番にただ音符を読んでいく、

という癖がおありなんですね。



だから、

楽譜を眺める

という作業をおすすめしています。



音符を形でとらえるようにすると、

音楽の流れイメージしやすくなります。



するとみるみるうちに

先に進められるようになりました。



しかし、

最後のコーダ(音楽のまとめの部分)

で、また、悪戦苦闘・・・



なので、最後は

ドラマや映画の回想シーンのように!!

一部分ずつはじめのメロディが

現れたり、サッと次の展開に移ったり、

そしてタイトルに相応しい華やかな

エンディングへと続く

目まぐるしい変化を楽しんで!!

とお話しさせていただきました。

(もちろん一緒に弾きながらです笑)



音符をひとつずつただただ、

読むだけより、

形を眺めて、イメージを膨らませて譜読みを

すると、

それが演奏にもつながるし、

なにより楽しめます!


今回の生徒様も

「こんな風に楽譜を読んだことが

なかったです」


とおっしゃってくださいました。



せっかくですから、

そのかたの感性を豊かに

ピアノを楽しんでいかれることを

おすすめしています♪


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